【2019年度 西武信用金庫賞】村田真由美さんインタビュー

ひよこ親子教室は、A&A西東京スポーツセンターのスタジオで開催している、2歳と3歳の親子が一緒に参加する教室です。遊びと季節の行事に取り組むことによって、お子さんの長所を伸ばして親子の絆の土台を育みます。今春で設立22年目、卒会した親子は1200名です。

長年の保育経験により3歳までの親子の関わりは、子どもの人間形成において非常に大切だと言えます。ですから当教室のように、親子が一緒に参加して、様々な経験と感動を共有し、親子の心を成長させる教室が必要不可欠だと考えます。

また、3歳までの子育ては可愛い反面、悩みが尽きない時期でもあります。そこで教育の専門家がいる中で、ママの心に寄り添いながら、子どもの成長を見守るプロフェッショナルな親子教室の普及が今の日本にもっと必要ではないでしょうか?

それを実現させるために、ひよこ親子教室の21年のノウハウをマニュアル化し、保育士や保育士資格の取得を目指す主婦層を対象に、西東京市発のひよこメソッドを伝授。認定講師となった方は地元で教室を開校し、全国に拡がっていくプランを練りました。

実現すれば全国の未就園児世代の子育てに貢献ができ、その上、保育士に向けて短時間でやりがいもあり、社会貢献まで出来る新しい働き方の提供を行えると考えております。

ーコンテストに参加しようと思ったきっかけは?

一昨年西東京市の創業セミナーに参加し、昨年6月から本プランの準備を進めてきました。創業支援の先生方に多角的な視点からアドバイスをいただきブラッシュアップをする中で、先生に応募を勧めていただきました。

最初は人前での発表に消極的でしたが、アウトプットすることで学びを得る機会になると思い、応募に至りました。

ービジネスプランコンテストに参加して、得られたものは何ですか?

プランを遂行するために7ヵ月間熟慮を重ねてきましたが、自身のプラン発表が終わった瞬間に『本当にこれで実現できるの?』という疑問が湧きました。

そのことをある方々にお伝えたところ「歩みを止めないで進歩し続けるのが成功者です!」「人をつなぐ大切なプランだと思う」と言っていただきました。今後事業をする上で、精神的支柱となる言葉になること間違いなしで、大きな収穫となりました。

また、普段は直観で物事を判断して行動する習慣があるため、想いはあるのに言葉にすることに強い苦手意識がありました。今回、プランに向き合うことで、思考がクリアーになり、本事業に関して端的に話せるようになりました。また、その後のブログの発信も楽になりました。苦手なことにとことん向き合ったからこそ得られた効果であったと思います。

ーコンテストに参加して、苦労した点についても教えてください。

机上の空論にならないために1つ1つ丁寧に、あらゆる視点から考えては自分にダメ出しをする・・・そんな繰り返しでした。また、プランを練る過程で自分自身を見つめ直し、改めて向き合ったことが貴重な経験でもあり、大変な部分でもありました。

ーこれから第一歩を踏み出す方へメッセージを!

21年間、亀のような歩みで一歩一歩前に進んできましたが、西東京市には起業時からスタートダッシュできる充実した支援体制が多数あります。

これから何か始めたい方や、既に起業しているけれどブラッシュアップの必要性を感じる方は、まず創業支援セミナーにご参加されることをお勧めします。

様々な年代の方が参加されていて活気に満ち溢れているので、一歩踏み出したい方にはピッタリな場です。

また、敷居が高いのでは・・・と躊躇される方でも大丈夫です。創業支援のコーディネーターの先生が、厳しくも愛ある言葉でバックアップしてくださいます。考えすぎると前に進めないので、まずは行動あるのみ!だと感じます。

ーひよこ親子教室について

【ホームページ】
https://hiyoko.oyako-ouen.com/

【インスタグラム】
https://www.instagram.com/hiyoko_1998/

【ひよこ親子教室 認定講師養成講座】
https://sensei.oyako-ouen.com/