【2021年度 審査員特別賞】Nail Frontier 志村芙未乃さんインタビュー

西東京市ビジネスプランコンテスト2021 審査員特別賞受賞 志村芙未乃さん

私、志村芙未乃は、速くて長持ちがウリのネイルサロンを開業します。このビジネスプランでは、多忙な女性がネイルを施すことで元気になったり、ネイリストが長く活躍できるモデルを提案します。

将来の夢は、お客様やスタッフと一緒におばあちゃんになってもネイルを楽しむ事です。もう一つの夢は、信念を貫くことです。私は、母親が幸せである事が家族の幸せだと思っています。大好きなネイルの仕事でお客様に喜んでいただく事が私の幸せであり、それが家族の幸せにも繋がると信じています。

ーコンテストに参加しようと思ったきっかけは?

東京都の女性起業助成金についていろいろと調べていたところ、ハンサム・ママの講座に出会いました。講座に参加した際に、コーディネーターさんに相談し、創業スクールの受講がその助成金の要項にあると知ったため、スクールに参加しました。このコンテストには、創業スクールの卒業作品という気持ちで参加しました。

やるからにはグランプリ取るつもりで全力を注ごう!とがんばりました!取れなかったけど!(笑)

ービジネスプランコンテストに参加して、得られたものはなんですか?

このコンテストのために体験した全てのことが得たものでした。プレゼン資料の作り方や話し方は一から知ることができました。自分の苦手ともたくさん出会えました。

ーコンテストに参加して、苦労した点についても教えてください

まずは時間の確保です。自宅で家事育児・仕事・開業準備をしながら、考えたり作ったり練習したりのコンテスト準備の時間を確保することが壁でした。特に10、11月は保育園探しも重なったので多忙を極めました。家族や友人の助けをかりたり、一時保育・シッターを利用して解決しました。コロナ渦で高齢の親を頼れなかったり、一時保育の利用ができないシーンもあり、子育てをしながら開業するリスク管理の良いウォーミングアップになりました。

次に資料作りです。大前提として、美容業界を知らない方たちへのネイルの説明することにかなり工夫しました。また、私はパワーポイントを触ったこともなければ、プレゼンをしたことも見たこともありませんでした。右も左も分からず、資料の文字の大きさひとつ変えられませんでした。一つ一つ調べて作っては、普段からプレゼンをしなれている友達に添削してもらい、直しては見てもらって…の繰り返しでした。時間はかかったけれど、やってもらうのではなく自分で作り上げた事で自信につながりました。

話し方については、スピーチレッスンに通いました。大勢の前だと緊張から声がうわずったり、振る舞いがそわそわしたりしていましたが、改善ができました。余談ですが、スピーチの先生が熱意ある温かい方で、大好きになれたのも楽しかったです。

あと、独身時代のスーツがきつくて、ダイエットも大変でした(笑)

ーこれから第一歩を踏み出す方へメッセージを!

『為せば成る』

大好きな言葉です。やりたいことで生きていけることは、幸せな事です。起業したい!と思える何かと出会えただけでも、かけがえのない幸せだと思います。でも、雇われているよりもずっとリスキーなのも事実です。勢いで起業するのではなく、創業スクールやビジネスプランコンテストを利用して、学んで、根拠のある自信をつけてカタく稼げる道を模索し、その幸せを長続きさせるように準備するのがお勧めです。

まだ開業もしてない&儲かってもいない私が上から物を言うようになってしまいましたが、ネイリストの開業は比較的簡単ですが、続ける事の難しさを知っているからです。私も、おばあちゃんになってもネイルを続けていけるよう勉強して、その小さな一つ一つを未来のネイリスト達の為のフロンティアにしていきたいです。

ー🎥当日のプレゼンテーションはこちらからご覧ください

ーNail Frontierについて

【Instagram】https://www.instagram.com/nailfrontier/