【2023年度 東仁賞】ビースマート 坂本麻紀さんインタビュー
ビースマートは、起業家や先生・講師業の方がその専門知識や技術を的確に伝えられるようにする話し方教室です。女性起業家や経営者をサポートしていた中で、人生経験が豊富なシニアの方こそ、「先生」になれるのではないかと思いました。
それは介護職員として勤務していた経験から、人生100年時代において「高齢者=弱者」と一括りにすることはできないと感じていたからです。人生の大先輩としてもっと活躍できる場があれば、高齢者も地域もイキイキするはずです。
言葉は時代とともに変わりますし、「若者言葉」があってもいいとは思いますが、話し手と聞き手の双方が互いに想像力や配慮を持たなければ、誤解や孤立が生まれてしまいます。スキルや肩書の前に、相手を思いやるコミュニケーションをもう一度見直してこそ、多様性が確立するのではないでしょうか。
将来の目標としては、演劇ワークショップのような教室を開きたいです。未経験のことに対しても想像できる力を身につける機会が、現代では必要だと感じています。話し方教室は、その第一歩と捉えています。
ーコンテストに参加しようと思ったきっかけは?
大阪在住ですが、20代の頃に夢を追いかけて上京した経験があったので、自分の事業を大きくするという意味で、また東京に出たいと思いました。 浅川先生による事業計画書の書き方講座でのご説明がとてもわかりやすく、また先生にご教授いただきたいという想いもあって、コンテストに挑戦しました。
ービジネスプランコンテストに参加して、得られたものはなんですか?
事業計画を練る、という力を得ることができました。
また自分の頭の中で考えている事を多くの方に聞いていただくことで、いくら考えても出てこなかったアイデアやご感想、見直す点など、様々なご意見をいただけたのは貴重な機会だったと思っています。
ーコンテストに参加して、苦労した点についても教えてください
売上計画を考え、具体的な数字に表すことがとても苦労しました。
また、既存事業を行いながらのコンテストへの挑戦(第二創業の事業プラン計画)になったので、時間的にも脳のキャパとしても、パンクしそうな時期もありました。結果としては、キャパが増えた気がします!
ーこれから第一歩を踏み出す方へメッセージを!
「私でもやっていいのかな」という心配や遠慮はもったいないです。積極的に行動することでしか得られないものばかりだと思っています。起業って孤独になりがちですが、わからないことは素直にわからない!と声をあげれば、ヒントや答えをいただける温かい世界です。 ぜひ、チャレンジしてください!
ー🎥坂本さんの当日のプレゼンテーションはこちらからご覧ください
ービースマートについて
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